
リペアのゴールを決めるという作業
最近他社で行った作業の再修理という内容の修理がいささか多いのですが、他社様の悪口をいうわけには流石に行かないし、言ったところで悪口の言い合いになってしまい同じリペアマンとしてはお客さんにとっても居心地のいいものではないのではと思います。そこで事実をお伝えするとともに若いリペアマンやお客さんに向けての僕なりの考え方を伝えたいと思います。 作業は終わりがない 修理の作業というのは当たり前ですが工数を多く取りリスクマネージメントを完全に行いながら作業したほうが、見た目の仕上がりや内容にも反映され作業者もお客さんも十分に満足の行くものとなります。当然自分で考えた必要工数を全て埋めていくと相当な時間がかかるものとなります。リペアマンはやはり経験がものを言います。もちろん持ち持った才能もありますが、それだけでは駄目なのです。才能がある人は単純作業を嫌います。単純作業そのものは如何に楽しむかで毎日の生活も変わってきます。そういうところも含めた経験なのです。百戦錬磨の社長や政治家が決断を下すのに時間がかからないのは、それを裏付ける経験があるからで、経験もないのに